技能実習生育成レポート ~ 食事介助・口腔ケア・排泄介助を学ぶ ~
特別養護老人ホーム 日吉台のスタッフです。
当施設ではインドネシアから来日された技能実習生の皆さんが、介護の知識・技術を一つ一つ着実に身に付けられるよう、座学と実技を組み合わせた研修を継続的に行っています。
今回は、介護業務の中でも重要かつ難易度の高い「食事介助」「口腔ケア」「排泄介助」をテーマに、実技・体験実習を行いました。
食事介助・口腔ケアに関する研修では、人が食べ物を飲み込む際の「嚥下(えんげ)」の仕組みについて、スライドを用いた講義を行いました。
高齢者の方では嚥下の能力が低いために窒息等を起こしやすいこと、介助する職員には安全に食事を支援するための知識と技術が求められることを説明しました。
講義の後は、歯ブラシや舌ブラシ等の実際の備品を使用しながら、口腔ケアの方法や注意点について学びました。また食事を安全に摂って頂くための姿勢(ポジショニング)や介助時の声掛けについても確認しました。


同時に、技能実習生自身が食事介助を受ける側の体験学習も行うことで、利用者様がどのような気持ちで食事をされているのかを考えながら、より丁寧な支援につなげる学びの場を設けました。
続いて行った排泄介助の研修では、人形を用いてオムツ交換の基本的な手順や利用者様のお身体への負担を軽減する方法について学びました。

次に施設職員がご利用者様の役になり、技能実習生が実際にオムツ交換を行う実践形式の訓練も行いました。
実際の介助場面を想定しながら、一つ一つの動作や声掛けを確認し、利用者様の尊厳やプライバシーに配慮した介助方法について理解を深めました。


介護の技術を伝えることは単に仕事を教えることではなく、ご利用者様を思いやる心や仕事仲間である同僚と支え合う姿勢、そして「安心して任せて頂ける介護」を次の世代へ受け継いでいくことでもあります。
「日吉台」ではこれからも「人を育て、人が育つ環境」を大切にしながら、職員一人一人の成長をご利用者様の笑顔へとつないでまいります。


