職場見学レポート ~ 萩高校編🏫 ~
日吉台の施設長を務める医師です。
当施設では、学生の方々にも介護のお仕事や福祉の現場に興味を持って頂けるよう、地域の高校と連携する形で「職場見学会」を毎年開催しております。
今年最後の見学会として、萩高等学校 奈古分校の1・2年生の皆様(38名)と引率の先生方数名が当施設にお越しくださいました。
当法人が運営する各施設についてご紹介した上で、介護主任がご案内する形で老人保健施設・特別養護老人ホームの職場を見学頂きました。
同時に、萩高校の卒業生である当施設のスタッフとの交流も行いました。

リハビリ部門での見学では、体操等のレクリエーション活動を実際に体験して頂きました。
当施設は「高齢の方でも無理なく、楽しく続けられるリハビリテーション」「ご利用者様とスタッフが一体になって取り組む明るい雰囲気づくり」を大事にしており、学生の皆様にもそれを少しでも感じて頂けたのではと思います。

調理部門では、現場を統括する管理栄養士が「高齢者施設での食事作り」を行う職場をご案内しました。
栄養バランスはもちろん、高齢の方でも食べやすく美味しい食事を手作りで提供するため、味付けや温かさにも工夫を重ねていること等をご説明しました。

最後に、「介護」というお仕事が超高齢社会の現代においてますます重要となること、地域の全ての年代の方の暮らしを支える大切な専門職であること、等についてお話ししました。
学生の方々からは介護職のやりがいや進路選択等について複数の質問が寄せられる等、熱心な姿勢が印象的でした。
介護現場で働く医師として、若い世代の方々にも介護のやりがいや社会的意義を知って頂き、将来の進路として考えて下さる方が増えて頂ければ、大変嬉しいですね。



